【 子宮蓄膿症の子宮です。 大きいです。 グロテスクでゴメンナサイ。 】
イヌ 8歳 メス(未避妊手術) です。
食欲が一週間前から落ち始め、来院時にはほとんど食事を摂ってなく、元気が無くなったということで来られたワンちゃんです。
レントゲンを撮ってみると腹部の半分をソーセージ状に膨らんだ子宮が占めていました。
緊急手術を行い、卵巣・子宮の摘出を行いました。
15Kgの身体から660gの子宮が出てきました。
手術後は食欲も戻り、元気です。
最近、このようなケースが多く、避妊手術をしていればかからない病気を多く助けています
【かわいそうだから】【自然が一番だから】と言って、避妊手術をしない方が多いのですが、高齢になってからの手術の方が可愛そうです。
早い時期に予防手術をしてあげましょう。 一番良い手術の時期のは、5~6か月齢です。
獣医師 小田原 由佳(オダハラ)